【英語ができなくても安心!】Aliexpressで返金対応してもらった話。
こんにちは。べれすくです。
最近、マイナポイント制度が始まったこともあり、買い物が楽しくなってきています。
そんな中、アリエク(Aliexpress)で初期不良品を引いてしまったので今回は返金にチャレンジしたいと思います!
もくじ
やっと届いた!...と思ったら
前回の記事でESP32を買ったというお話をしました。
前回はこちら↓
新しいマイコンが手に入ると今度はいろんなセンサーは欲しくなってくるものです。
そこで、今回アリエクでIMU(加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気コンパスがワンチップになったセンサ)を500円で購入。
ja.aliexpress.com
今回は気圧センサーも一緒になっているGY-91という製品を買いました。欲張りセットです(笑)。
2週間後...
やっと届きました。
輸送会社もコンテナがいっぱいになってから輸出するので、手元にくるまで時間がかかります。
サイズは一円玉と同サイズ。本当に小さい!
早速、ESP32を接続して、サンプルプログラムを動かします。
ところが....
加速度センサーだけ動かない!
配線もプログラムもいろいろ見たけど間違っているようには見えないんだよなぁ。
レジスターマップみて設定いじっても変わらないし、お手上げです。
とりあえず、ショップに連絡。
自慢ではないですが、私の英語力はド底辺ですので、DeepLにお任せします。
スマホアプリだと証拠動画が貼り付けられないので、GoogleDriveにアップロードしてURLを送りました。
次の日、返信が来ました。
内容は「私の会社では出荷前にテストしている。情報を送るから連絡先を教えてくれ」というものでした。
私はメールアドレスを送りましたとさ。
3日後、メールでサンプルプログラムが添付されて送られてきました。
正直、中国から送られてきたプログラムを開くのは怖かったですが、話が進まないので実行してみます。
ソースコードを見た感じは重力の計算が入っているだけで、自分が使ったものとほぼ同じ?
やっぱり動かんのかい!
そんな気はしていました。
もらったプログラムでも動かなかったことをショップに話します。
もちろん、前回同様に証拠動画付です。
返信は「私たちは発送前にテストしたんだ。わかってくれるよね?」みたいなニュアンスであってるのかな。
いずれにせよ返金の意思はなさそうです。
500円なので買いなおしてもよいのですが、いい機会なので返金をしてもらいましょう。
返金する気がないようなので紛争へ
こうなれば紛争を使うしかないです。
アリエクは客が受け取り確認をした時点で、ショップにお金が入ります。
それに意義を唱え、ショップにお金が渡る前に返金してもらうのが紛争です。
返金の有無や金額はアリエクがジャッジするのですが、その際に証拠写真や映像を添付する必要があります。
今回はセンサーの説明書(データシート)の一部抜粋、サンプルプログラムの写真、このブログに貼った2枚目の写真、動作中の動画の計4つを証拠をして提出しました。
また、文章には状況の詳細と、返金の希望、返品が必要なら○○円の送料も上乗せしてほしいということを書きました。
これで、アリエク側がどう判断するかをまちます。
勝利!
4日後、結果が届きました。
結果は、「全額返金。返品なし。」でした。やったね!
まとめ
アリエクやアリババ、ebayのような国をまたぐ取引はリスクが高いというイメージがあるかもしれません。
しかし、今回のように返金の手順さえ把握していれば、クレジット情報の漏洩にのみ気をつければいいと思います。
日本では売っていない専門的なパーツや格安製品を多く取り扱っているアリエク。こういうサイトって見ているだけでもワクワクしますよね。実際に買ってみると人生の幅が大きく広がります!
お試しあれ。
【超スペックArduino!】ESP32を買って、ちょっと触ってみる話
こんにちは!べれすくです!
最近はIoT化や小学生にもプログラミングの授業が始まることもあって、Arduinoみたいな教育用マイコンボードがよく売れています。
そんな中、Arduinoと同じ開発環境を用いて開発ができるマイコンボードがここ数年で話題になっているので私も買ってみました!
もくじ
サイズと価格はArduino nano! 中身はモンスター?!
その名もESP32!
基本スペックはこんな感じ
- CPU : デュアルコア Tensilica LX6 160 または 240 MHz
- SRAM : 520KB
- 電源電圧:2.2V~3.6V
- 静電容量タッチインターフェース:x10
- 32kHzオシレータ:x1
- GPIO:x21
- UART:x3
- SPI:x2
- I2S:x2
- ADC:x16
- DAC:x2
- I2C:x2
- SDIO:マスター/スレーブ
でゅ...デュアルコア?! 240MHz?! 520KB?!
驚きポイントが多すぎて突っ込みが追い付きません。
Arduino unoがシングルコアの16MHz、SRAMが2KBであることを考えると凄さがわかると思います。
プロセッサは単純計算で30倍の性能です。
さらに驚きは続きます。
対応無線規格
このマイコンボード、WifiモジュールとBluetoothモジュールが標準装備です。
うそだろ...
そして、お値段は純正でも一つ1500円也
純正Arduino unoの半額、もしくは中国産のパチモンArduino dueと同等の値段ですね。
そして、もちろんESP32にも非純正品が存在します。
もちろん私はESP32も中国産のパチモンESP32を買いましたよ!
2つで1980円也~(コード付き)
送料やコード代を引くと、一つ900円ほどですね!
もちろん技適も通っているので日本での使用も問題ないですよ!
環境構築をしよう!
早速ですが使ってみます。
開発環境はいろいろあるみたいですが、今回はArduinoIDEを使います。
ArduinoIDEのダウンロード方法は割愛しますね。
ESP32用の設定ファイルをインポートしよう
ArduinoIDEは標準ではESP32のボード情報を持っていないのでインポートします。
まずは左上のファイルから環境設定を選びます。
赤線を引いたところに
https://raw.githubusercontent.com/espressif/arduino-esp32/gh-pages/package_esp32_index.json
と入力します。(コピペでいいです。)
入力できたらOKを押しましょう。
次に”ツール → ボード → ボードマネージャ”を選択します。(すでに、ESP32が入っちゃってますが気にしないでください)
赤線の検索欄にesp32と入力し、検索をかけましょう。
一つだけ出てくると思うので最新版をインストールしちゃってください!
インストールができたら、先ほどの”ツール → ボード ”の中に、ESP32があると思うので、自分の環境にあったものを選択してください。(ほとんどの場合一番上のDev moduleです。)
COMポートを選択しよう
後はESP32の接続先であるCOMを選択してあげれば、完了です!
まぁ、この辺はArduinoでも一緒ですね。
”ツール → シリアルポート”の中にあるCOMをESP32が接続されている番号に変更するだけです。
適当に試していってもいいですが、調べるには左下のWindowsマークを右クリックして、デバイスマネージャーを開きます。
ポート(COMとLPT)を開くとそれらしい端末が出てきます。
私の場合はCOM7がESP32ですね。
これで環境構築は完了です!
サンプルプログラムを動かそう!
せっかくなのでサンプルプログラムを動かしてみましょう!
マイコンボードのテストといえばLチカ(LEDをチカチカさせるだけ)...ですが!
LEDが手元にないので、今回はWifiモジュールを使ってみようと思います。
左上の”ファイル → スケッチ例 → WiFi → WiFiScan”の順に進みます。
プログラムのファイルが起動すると思うので、左上の矢印マークを押して書き込みます。
書き込みが完了したら、右上の虫眼鏡マークをおしてシリアルポートを開きます。
シリアルポートを開いたら右下のボーレートを"115200bps"に変更します。
しばらく待つと...キタ!
周囲のWiFiのSSIDが表示されました。(ほかの人のSSIDにはモザイクをかけています。)
私のWiFiのSSIDであるVereskも認識されています。
いやー、もう大成功!
ちょっと残念なところ
このESP32は文句の付け所がほとんどないのですが、少し残念なところがあります。
というのも、このESP32は3.3V駆動なので、ピンからの5V給電や、5V出力ができません。
ピンからのPWMやシリアル通信もON状態で3.3Vなので、少々心配が残ります。
モータドライバやモジュールによってはレベルシフト回路を通す必要がありそうです。
ちょっと面倒。
まとめ!
買って間もないですが、すでに満足度は高いです。
この価格でこのスペックはほかのマイコンボードじゃ考えられないと思います。
コンパクトでハイスペックな上、Arduinoと同じように使うことができるのは大きな利点だと思います。
センサーやモジュールを使うのが楽しみです!
今回はこの辺にしておきましょう。それでは!
【超軽量で使いやすい!】ロジクールの薄型Bluetoothマウス、Pebble M350を買った話
こんにちは、べれすくです!
突然ですが、USBポート足りてますか?
私は事務作業やマイコンのプログラムな簡単な作業は薄型の2in1ノートパソコンでやっています。
薄くて軽くて性能も十分!
でもね。
USBポートが1つしかないんじゃあ!
マウス挿したら終わりです。はい。
そこで、今回は持ち運びも便利で値段もリーズナブルなBluetoothマウスを買いました!
もくじ
シンプルでリーズナブル!
今回購入したBluetoothマウスはロジクールのPEBBLE M350!
Amazonで3000円ほどでした。
外見をレビュー!
届いた瞬間に箱の上からでも伝わるコンパクトさに驚きました。
想像以上に軽くてコンパクトです。
色は艶消しの黒ですね。シンプルで美しいです。
重さは電池を入れた状態でわずか100gほどです。軽いですね。
ボタンは3つ、右クリック、左クリック、ホイールクリックです。
3DCADや3DCGソフトをよく使う私にとって、ホイールクリックはなくてはならない存在です。
本当にありがたい!
非常に薄いです。一番厚い部分でも3センチぐらいですね。
これならズボンのポケットや、カバンのポケットに入りそうですね。
蓋を開けて中を見てみよう。
蓋を開けて中を見てみます。
ふたは左右2つのマグネットで本体に固定されています。
マグネットの強度は程よい強さで、自重で外れたりカバンの中で外れることはまずないでしょう。
手の爪を軽くひっかけて上に持ち上げると外れます。爪切りは深爪派の私ですが、難なく外せました。
単三電池1本で動きます。
私はまだ電池切れを経験したことがないですが、公式曰く18ヵ月は持つそうです。
接続してみよう
先ほど、蓋を開けたときにちらっと映っていましたが、このマウスはBluetoothだけじゃなく、USBレシーバーでも接続できます。
Bluetoothに対応していないパソコンでも安心ですね。
これがそのUSBレシーバー。なくしちゃいそうなぐらい小さいです。
使わないときはマウスの中に入れておきましょう。
さて、接続ですが裏のボタンでBluetoothモードとUSBレシーバーモードを切り替えるようです。
ランプが緑の時はUSBレシーバーモード。
下のボタンを1回押すと...
ランプが青になり、Bluetoothモードに切り替わります。
今回はBluetoothで接続したいのでこっちですね。
先ほどのボタンを今度は3秒間長押ししてサクッとパソコンとペアリングしちゃいます。
【つかってみて】いいところ
軽い!薄い!コンパクト!
最大の長所はやっぱりこのサイズと軽さですね!
手にちょうど収まるサイズで、操作も快適です!
ちょっとしたポケットに入れることができるので持ち運びにもかさばりません。
以前のマウスはカバンのポケットで膨らんで地味に邪魔だったんですよね。
とっても静か!
これは正直びっくりです。
静音マウスだとは聞いていましたが、ここまでとは...
ホイールもクリックもほとんど音がしません。ただ、押している感覚はしっかりあるんです。
普通のマウスはカチッという感じですが、このマウスはコッって感じです。
とにかく、とても触っていてとても心地いいのです!
接続が簡単!
接続はあっという間でしたね。
Windows側でBluetooth端末の検索をしたら一発でつながりましたし、不安定になることもありません。
公式曰く、10mぐらいまでなら離れてもつながるそうな。
すごいです。
あと、レシーバーにも対応しているのはポイントが高いですね。
急に別のパソコンに使うことになっても大丈夫そうです。
さらに、Androidにも対応しています!
接続すると、マウスカーソルが出てきてAndroidもWindowsパソコンと同じように扱えます。
夢が広がりますね!
【つかってみて】 気になったところ
引っかかりが気になる...
使い始めでまず思ったのがコレ。
というのも、マウスソールがあまり滑らないものなんです。
カーソル移動がすっごく重く感じます。慣れが必要ですね...
極めつけにDPIも1000で固定です。普段、もっと早いのでちょっとストレス。
これに関しては、Windows側の設定でカーソル速度を上げることで解決するので問題ないんですけどね。
最初は慣れが必要かも
最大の長所であるこのサイズと形状ですが、使用感の面では多少の慣れが必要です。
私は今まで分厚くて丸いマウスを使っていたので、このマウスが薄すぎて掌の一部がスカスカになってしまいます。
使い始めたころは違和感がすごかったです。
まあ一週間ほどで完全に慣れたので、今では全く問題ないですね。
まとめ
多少気になることはありましたが、そのほとんどが慣れで解決できる問題です。
それを大きく上回る利点と使用感を持つ素敵なマウスだと思います。
今回はこのくらいにしておきましょう。
それでは!
【OpenCV4.3+Python3.6】ウェブカメラ2台でステレオマッチングして距離を見る話。
お久しぶりです。べれすくです。
皆さんはステレオカメラってご存知でしょうか?
最近は自動運転などで話題ですからご存知の方もおおいとおもいます。
2台のカメラの並列に並べて同時に撮影し、その見え方の違いから、カメラから映っているものまでの距離がわかるカメラのことです。
今回はネットオークションで安売りしていたウェブカメラをたくさん購入したので、ステレオカメラの製作にチャレンジしたいと思います。
もくじ
オークションでウェブカメラをたくさん買いました。
テレワーク需要でウェブカメラの値段がクソ高いこの時期に買ってしまいました。
Webカメラ9個セット!!
値段にして2000円ぐらいですかね。
画像処理をやる人ならウェブカメラはいくらあってもこまりません!
開発環境
CPU : Core i7-8550U
Memory : 8GB
GPU : Intel UHD 620
Camera : MegaPixcel 0.3Mpixcel x10 Zoom Webcam
PyCharmでPython3.6、OpenCV4.3で実行しています。
↓PyCharmやOpenCVの導入については過去の記事を見てください。
早速ステレオマッチングのプログラムを組む
自分でステレオマッチングのプログラムを組むこともできるのですが、50倍ぐらいスピードが違うので、OpenCVのライブラリを使いましょう。
import cv2 import numpy as np capture_right = cv2.VideoCapture(2) capture_left = cv2.VideoCapture(0) window_size = 5 minDisp = 0 numDisp = 200 - minDisp stereo = cv2.StereoSGBM_c( minDisparity=minDisp, # 視差の下限 numDisparities=numDisp, # 最大の上限 SADWindowSize =15, # SADの窓サイズ uniquenessRatio=10, # パーセント単位で表現されるマージン speckleWindowSize=100, # 視差領域の最大サイズ speckleRange=10, # それぞれの連結成分における最大視差値 disp12MaxDiff=1, # left-right 視差チェックにおけて許容される最大の差 P1=8 * 3 * window_size ** 2, # 視差のなめらかさを制御するパラメータ1 P2=32 * 3 * window_size ** 2, # 視差のなめらかさを制御するパラメータ2 fullDP = False #時間かかるけどハイクオリティにするやつ ) cv2.namedWindow("img", cv2.WINDOW_NORMAL) while(True): ret, frame_right = capture_right.read() ret2, frame_left = capture_left.read() frame_right = cv2.cvtColor(frame_right, cv2.COLOR_RGB2GRAY) frame_left = cv2.cvtColor(frame_left, cv2.COLOR_RGB2GRAY) frame_left = cv2.GaussianBlur(frame_left, (9, 9), 0) frame_right = cv2.GaussianBlur(frame_right, (9, 9), 0) cv2.imshow('frame_left',frame_left) cv2.imshow('frame_right',frame_right) disparity = stereo.compute(frame_left, frame_right) map = (disparity - np.min(disparity)) / (np.max(disparity) - np.min(disparity)) cv2.imshow("img", map) if cv2.waitKey(1) & 0xFF == ord('q'): break capture_left.release() capture_right.release() cv2.destroyAllWindows()
サンプルコードパクってきて...
実行!!
ありゃありゃ。
コンパイルエラーではないけど何かしらの問題で終わっちゃったぽい。
何も表示されず。
Process finished with exit code -1073741819 (0xC0000005)かぁ
調べたところPythonのバージョン違いとかライブラリのバージョン違いとかそれっぽい。
CV3で仕様変更していた模様
どうやらOpenCV2からOpen CV3の仕様変更で cv2.StereoSGBM は cv2.StereoSGBM_create に変更になったみたい。
ちょちょっとかえて再実行
import cv2 import numpy as np capture_right = cv2.VideoCapture(2) capture_left = cv2.VideoCapture(0) window_size = 5 minDisp = 0 numDisp = 200 - minDisp stereo = cv2.StereoSGBM_create( minDisparity=minDisp, # 視差の下限 numDisparities=numDisp, # 最大の上限 blockSize=15, # SADの窓サイズ uniquenessRatio=10, # パーセント単位で表現されるマージン speckleWindowSize=100, # 視差領域の最大サイズ speckleRange=10, # それぞれの連結成分における最大視差値 disp12MaxDiff=1, # left-right 視差チェックにおけて許容される最大の差 P1=8 * 3 * window_size ** 2, # 視差のなめらかさを制御するパラメータ1 P2=32 * 3 * window_size ** 2, # 視差のなめらかさを制御するパラメータ2 ) cv2.namedWindow("img", cv2.WINDOW_NORMAL) while(True): ret, frame_right = capture_right.read() ret2, frame_left = capture_left.read() frame_right = cv2.cvtColor(frame_right, cv2.COLOR_RGB2GRAY) frame_left = cv2.cvtColor(frame_left, cv2.COLOR_RGB2GRAY) frame_left = cv2.GaussianBlur(frame_left, (9, 9), 0) frame_right = cv2.GaussianBlur(frame_right, (9, 9), 0) cv2.imshow('frame_left',frame_left) cv2.imshow('frame_right',frame_right) disparity = stereo.compute(frame_left, frame_right) map = (disparity - np.min(disparity)) / (np.max(disparity) - np.min(disparity)) cv2.imshow("img", map) if cv2.waitKey(1) & 0xFF == ord('q'): break capture_left.release() capture_right.release() cv2.destroyAllWindows()
おおっ。動いた!
ギターの輪郭やテレビの端が見て取れます。
FPSも15ほど出てるので快適快適!
ここからカメラの位置とか角度、パラメータを微調整していきます。(コードは調整後の物です。)
結果
パラメータの調整が結構面倒くさい。
手前が白く、奥に行くにつれて黒くなります。
少しでもわかりやすくしようと思って手元の水筒を距離差が出るように映してみました。
うっすらだけど手に向かうにつれて色が黒っぽくなっていくのがわかると思います。
うーん。まぁ成功といえば成功なのかな?
まとめ
今回は何とか2台のカメラから大体の距離をつかむことができました。
パラメータの調整を本格的に行えばもっときれいに見えると思います。
さらにここから点群化をすると3Dに見えて面白いかもしれませんね。
今回はこの辺にしようと思います。
それでは!
【コスパ最強!4K?!】2万円の激安40型テレビを買ってみた話。
お久しぶりです!べれすくです。
いろいろとコロナ問題状況下でばたばたしており、なかなか更新できずいましたが、やっと落ち着いてきたので更新を再開したいと思います!
もくじ
テレビを買いました!
もう結構前になるんですけど、
40型激安テレビを買いました!
というのもですね。
たまたまヤマダアウトレットに行ったら新品テレビが投げ売りされていました。
この40型テレビが
お値段なんと二万円!!
そして元値が... 8万円?!
オリンピックが流れてしまった影響なのか、かなり強気な値段設定です。
ダブルチューナーなので、録画しながら別番組を見ることもできますね。
HDMIが...3ポート?!
いろいろついてる機能はよくわかりませんが、同じ型のPC用モニタ買うより安いですよ...
画質はFull HDだとこの時私は思っていました。(理由はのちほどお話します。)
早速買って開けてみましょう!
念のため、1000円追加して保証を3年追加しました。追加しなくても1年はあるんですけどね。
付属品を見てみましょう!
付属品はテレビ、スタンドのほかに
- 説明書
- mini B-CASカード
- リモコン
- 保証書
と、とてもシンプルです。
もちろん保証書や説明書はきちんとした日本語です。
このグランプレという会社は日本にも支社があり、日本語対応とかもしてくれるそうなので、安心ですね。
mini B-CASカードはこの紙に入っていました。
入力端子やポートをみてみましょう!
接続端子やポート類をみてみます。
右側面には
がついています。
背面下部には
- 光デジタル端子
- イヤホンジャック
- AV入力端子(赤、白、黄)
- HDMIポート x2
- 有線LANポート
がついています。(あっ、顔ちょっと映ってるぅうう!!)
既に、下のHDMIにはパソコンとブルーレイチューナーをつなげています。
HDMIポートが一つだけ側面についている理由は謎ですが、簡単につけ外しできるので結構便利です。
実際に使ってみましょう!
アンテナ等の設置完了!
それでは、電源オン!
おおっ!想像の倍くらい綺麗!
音もPC用モニタに付属しているものに比べればクリアです。
さすがにホームシアター並みの重低音はないですね。
安いテレビだと画角が低くて、横からのぞくと反射したり黒く見えたりするんですが、このテレビはとてもきれいです。
欠点はある?
ここまで褒め殺しですが、難点がないわけではないです。
このテレビの欠点、それはリモコンセンサの場所です。
このテレビの赤外線受信部が赤丸で囲んだここにあるんです。
なんで真ん中じゃないんだ!!
この位置だと
ベットの陰になってベットから操作しにくいだろ!
(完全に私事なんだよなぁ)
まぁこんな感じで欠点らしい欠点もなく、この値段なら担いでも買って帰りたいと思える製品です。
HDMIポートも3つ装備されているのでモニタとして買うのもいいとおもいます。
まさかの4K?!
さて、パソコンを使ってつないでみて気づいたのですが、HDMI入力に対しては4K画面に対応しているようです。
Full HDはアンテナで得たテレビ画面のことなのかな?
ただ、Windowsで4Kにすると細かすぎて見えずらいのでFull HDで十分です。
4Kチューナーやゲーム画面なんかを出力するにはもってこいのテレビですね!
まとめ
欠点らしい欠点もなく、保証もついて2万円のこのテレビ。
テレビだけでもいい性能ですが、モニタとしてかなり有能でした。
ブルーレイで映画を見るのが楽しみです!
今回はこのくらいにしましょう!それでは!
【スマホカメラで一眼レフ並み?!】スマホカメラに外付けする光学12倍レンズを試してみた話。
こんにちは。べれすくです。
皆さんはどんなスマートフォンを選ぶとき、何を基準に選びましたか?
私はカメラ性能でした。
最近はトリプルレンズが主流となり、AI搭載のおかげで初心者でもとてもきれいな写真が撮れます。
しかし、所詮はスマホカメラ。
サイズの関係上どうしても犠牲になってしまうのがセンサーサイズと望遠倍率です。
そんなある日、私は本屋である雑誌を見つけました。
その雑誌とはDIME 五月号。
この雑誌、なんと付録にスマホ用の超望遠12倍レンズがついてます!!
今回はこの12倍超望遠レンズを試してみようと思います。
もくじ
付録を見てみよう!
まずは付録を見てみましょう。
雑誌の間に厚めの箱が挟まっています。
箱ちょっとつぶれてますね。
まぁ、このくらいのことは雑誌の付録だとよくあることです。
中を見てみましょう。
中には
- 12倍望遠レンズ
- スマホにレンズを固定するクリップ
- 両端のレンズカバー
- レンズクリーニング用の布
が入っていました。
望遠レンズはオールプラスチックで少し安っぽい感じはしますが、簡単に壊れる作りではなさそうです。
実際に装着してみよう!
HUAWEI P20 Pro HW-01K docomo Midnight Blue
- メディア: エレクトロニクス
consumer.huawei.com
このスマホは
アウトカメラ:有効画素数 約4000万 + 約2000万 + 約800 万画素 CMOS 裏面照射型
らしいです。
今回はこのスマホの4000万画素のメインカメラにレンズを取り付けましょう。
それではレンズを装着します!!
スマホのレンズが少し出っ張っているのでケースの上からつけたほうが安定しますね。
おおっ、結構かっこいい!!
撮影してみよう!
それでは実際に撮影してみましょう。
今回は簡単に比較します。
詳しい比較は次の記事でしようと思います。
今回撮影に使用した「Huawei P20 Pro」は標準で光学ズーム3倍、デジタルズームとのハイブリッドで最大10倍まで拡大することができます。
そちらと比較していきます!
とりあえず3km先のイオンの看板を見てみます。
まずはP20 Proの標準10倍ズーム
次にP20 Proは等倍にして、12倍高倍率ズームレンズをつけた場合。
真ん中らへんの赤いものがイオンの看板ですね。
標準のズームは画質がとてもクリアです!さすがHuawei!
12倍高倍率ズームレンズはレンズ特有の癖があっていいですね!
一見、レンズの癖以外は違いがないように思えます。
しかし、この画像をアップするとその差は歴然になります。
12倍高倍率ズームレンズを使ったほうがディティールがしっかりしてますね。
看板の文字もそうですが、左の貯水タンクの足までしっかり見えます。
P20 Proの光学3倍レンズに装着して光学36倍にしたいのですが、光学3倍レンズに固定する方法がわからないです....
出来たら面白そうなんですけどね。
まとめ
これは想像以上にすごいものですよ!
どんなスマホでもこの倍率で撮れるのはとても魅力的です。
このレンズを使って、月を撮ったり、動物や植物に一歩近づいて撮れるはず!
次の記事ではそれらを撮って載せたいと思います。
↓次
【近日公開予定!】
今回はここまで。それでは!
【機械学習用のモバイルPCを自作しよう!】小型で外でも使えるデスクトップPCを考える話。【後編】
こんにちは!べれすくです。
前回はモバイルデスクトップパソコンを自作するにあたって、必要なスペックを考えました。
前回はこちら↓
今回は前回の資料をもとに、実際に持ち運び可能なデスクトップパソコンの構成を考えていこうと思います。
もくじ
少しだけおさらい
今回の目標は
- 「Yolo v3」をリアルタイムで最低10FPS以上で動かくことができる
- リュックサックに入る大きさ
- 1時間以上バッテリー駆動ができる
- できるだけ安価にハイスペック!
この4つを条件に考えていきます。
必要なスペックについては前回の記事をみてください。
構成を考えよう
それでは構成を考えていこうと思います。
実際に組んだわけではないので、考えが甘い部分があるとおもいます。
見つけた際はコメントで指摘してくださると助かります。
CPU・GPU
かなり迷ったのですが、今回はGPUを搭載しようと思います。
まずはCPUを選びます。
今回、私はRyzen3500を選択しました。
お値段は16000円ほどです。
AMD Ryzen 5 3500 with Wraith Spire cooler 3.6GHz 6コア / 6スレッド 19MB 65W【国内正規代理店品】 100-100000050BOX
- 発売日: 2020/02/23
- メディア: Personal Computers
理由はTDPと価格、そして性能のバランスです。
今回の趣旨として持ち運べることが第一なので、消費電力はできるだけ少なくしたいです。
性能と消費電力のバランスをとるんならTDPが65Wのものが最適だと思います。
後は価格ですね。
Intelなら同価格帯にCore i5-9400Fがありますが、
こちらはRyzen5 3500に、性能で1.2倍ほどの差をつけられています。
多くの方は機械学習にIntelのCPUを用いているので安心感が欲しい方はCore i5-9400Fがお勧めです。
INTEL インテル Core i5 9400F 6コア / 9MBキャッシュ / LGA1151 CPU BX80684I59400F 【BOX】【日本正規流通品】
- 発売日: 2019/02/01
- メディア: Personal Computers
お次はメインのGPUです。
消費電力的にかなり大きいですが、欲を言うならTensorコアを搭載したRTX2060を積みたいところです。
お値段は39500円です。
MSI GeForce RTX 2060 AERO ITX 6G OC グラフィックスボード VD6857
- 発売日: 2019/02/02
- メディア: Personal Computers
結構いい値段しますねぇ。
値段や消費電力を抑えたい人は
MSI GeForce GTX 1650 AERO ITX 4G OC グラフィックスボード VD6936
- 発売日: 2019/04/23
- メディア: Personal Computers
これがおすすめです。
これでも10FPSぐらいなら出ると思います。
ビデオメモリが4GBなので注意が必要です。
念のために、CPUとGPUの相性を見てみます。
GPUの性能はCPUの性能がボトルネックになって、最大限まで引き出せないことがあるので注意しないといけません。
このサイトを使います。
Ryzen5 3500とRTX2060を欄に入れてみます。
この組み合わせだと、双方の使用率が100%の時にRTX2060の性能が0.06%ほどしか損なわれません。
10%以内に収まっていればいいので、それを考えるととてもいい相性です。
マザーボード
マザーボードを選んでいきます。
持ち運び重視でサイズはMini-ITXの中から選びます。
ソケットはRyzen5 3500なので、Socket AM4です。
第3世代のRyzen5なので、チップセットはB450を選びます。
ASRock AMD B450チップ搭載 Mini-ITX マザーボード Fatal1ty B450 Gaming-ITX/ac
- 発売日: 2018/07/31
- メディア: Personal Computers
やっぱりコスパ重視の時のマザーボードはASRockに限ります。
メモリ
規格さえ合えば、ぶっちゃけなんでもいいです。
Mini-ITXで拡張性がひくいことを考えると16GBほど積んでおけばいいと思います。
CORSAIR DDR4 メモリモジュール VENGEANCE LPX Series 8GB×2枚キット CMK16GX4M2B3200C16
- 発売日: 2015/08/26
- メディア: Personal Computers
8GBx2の16GBで9677円ですか。
想像以上に安かったです。
電源・バッテリー
問題はこいつです。
今回は「1時間以上バッテリー駆動する」ことが条件にあるので、電源とバッテリーを選んでいこうと思います。
まずは、このサイトを使用して消費電力を計算します。
消費電力270W!
推奨電源486W以上!
想像以上に厳しいです。(そりゃそうだ)
本来であればこういうACアダプタ化のモジュールを使用してACアダプタとドローン用バッテリーを並列につなぎ、ACアダプタを抜き次第切り替える予定だったのですが、さすがに食いすぎです。
GTX1650にすればこのアダプタでも足りそうですが、RTX2060ではどう考えても足りないです。
もはやここまでか…
もはやポータブル電源案件です。
少し大きくなりますが致し方ありませんね。
大きくなるといってもこのポータブル電源は279 x 109 x 132 mmなので、Mini-ITXのマザーボードが170 x 170 mmであることを考えると大したサイズアップはないです。
通学に使うようなリュックサックには入りそうです。
値段は24690円です。
288Whもあれば、フルパワーで動かしても1時間持つかもしれませんね。
外ではこのポータブル電源につないで処理を行いましょう。
家に帰った後は、外して直で家のコンセントに挿してもいいですし、このポータブル電源をつないだままポータブル電源を充電してもいいです。
パススルー機能に対応しているので、充電しながら給電できます。
もうパソコンをこのポータブル電源にくっつけちゃってもいいかもしれませんね。
それでも不満や不安がある人はグラボを変えるか電力を絞りましょう。
MSI製のグラボなので、純正ソフトを使ってパワーリミットをかければ最高に達しても落ちることはないはずです。
実際問題、ノート用RTX2060は25%ほどクロック数を落として電圧も下げることで消費電力を半分にしているそうな。
それだけクロック数を下げても、10%ほどしか性能が落ちないのはすごいです。
マザーボードにつなぐ電源は別に必要です。
サイズを考慮してSFXの電源にします。
玄人志向 80Plus Gold 600W SFX電源ユニット フルプラグイン KRPW-SXP600W/90+
- 発売日: 2018/10/31
- メディア: Personal Computers
ファンがうるさいらしいですが、気にしません。
500W以上のSFX電源の中では一番安いので。
ディスプレイ
最近はノートパソコン用のモバイルディスプレイがあるのでそれを使いましょう。
外で使うにあたって、コードがUSBかHDMIのみのものがいいです。
間違ってACアダプタから給電するものを選んでしまうと大変です。
おすすめはこれですね。
画面が大きめで、スピーカーまで内蔵しています。
ケース
これはないほうがいいです。
私なら3Dプリンタでポータブル電源に取り付けられるように作ります。
でもって、グラボはこういう延長ゲーブルを使用して寝かします。
フルサイズグラボを寝かして配置できるmini-itxケースはあってもいいと思うのです。
まぁ、どうしてもというならこの辺でしょうね。
グラボが挿せるケースを探すとその分大きく成ります。
ぶっちゃけ邪魔ですね。
総額とまとめ
この想定だと、
CPU:16311円
GPU:39480円
マザーボード:13892円
メモリ:9677円
SSD:14278円
電源:10569円
ポータブル電源:24690円
ディスプレイ:17500円
PCI-Express 16x ケーブル:3200円
総額:149567円
総重量:約7.0kg
ギリギリを責めればもっと安くなりますが、大体15万ぐらいです。
あと4万円出せば、RTX2060搭載のノートパソコンが買えます。
性能はこちらが上ですが、ノートパソコンは重量が2kgほどです。
どうしてデスクトップパソコン用CPUやGPUをモバイル用途で使えないかがわかった気がします。
とても現実的じゃないですね。
うーん、残念!
おとなしくバイトでもしてゲーミングノートを買うことにします。
今回はここのくらいにしておきましょう。
それでは!