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MateBook (m5, m3, E)でBamboo inkを使用する方法。

こんにちは
べれすくです。
 
今回はメモ書きみたいなものなので、知りたい人だけ見てください。
 
MateBookでBamboo inkを使うと線が切れる問題ですが、
結論から言うと、
ペン先を変えればなおります。
 
くれぐれも自己責任でお願いします。
 

もくじ

この記事を書いたきっかけ

この度、お絵かき兼、ブログ用にHuawei MateBook m5(8GB, 256GB)を中古で購入しました。
キーボード、充電器込みで25000円也。
 
f:id:Veresk:20211007232920j:plain
 
お絵かき目的なのにペン付きのものを買わなかった理由は、自分が持っているペンが使えると思ったからです。
f:id:Veresk:20211007233326j:plain
 
東芝製のAESペンです。
結果としては使用できませんでした。
カーソルは一瞬反応しますが、すぐに消えて線が描けませんでした。
 
代わりのペンを探します。

MatePenは国内ではもう手に入らない。

純正のMatePenはもう国内ではどこにも売っていません。
Aliexplessなどでは安価で販売されています。

https://ja.aliexpress.com/wholesale?catId=0&initiative_id=AS_20211007063822&SearchText=matepen+af61

あとはフリマサイトやオークションでまれに見かけますが、そもそもペンが太すぎて好みじゃないです。
 
対応機種の中にはないものの、MateBookがAES方式を採用していることは知っていたので、Bamboo inkが使えるだろうと踏んで買いました。

Bamboo inkで代用するも問題発生

本題に入ります。
f:id:Veresk:20211007234725j:plain
MateBookスレ等でも言われていましたが、Bamboo inkを使うと画面の中央から右にかけてペンが途切れます。
途切れすぎてもはや塗れません。
 
分解している動画を見てみると、このあたりにあるのはバッテリーとSSDぐらいなんですけどね。
スレやレビューを見ていると反応しない場所が少しづつ違うような気がします。

www.youtube.com

  • 純正ペンでは一切問題が発生しない。
  • 一部を除けばBamboo inkも使用可能。
  • ToshibaのAESペンは一瞬だけ反応する。
     
    これらのことから原因を

  • ペン先の太さが足りない

  • ペン先からの信号の強さ
     
    の二択に絞りました。

解決法

純正ペンのペン先も柔らかいわけではないので、触れている面積は同じだと思います。
よって原因はおそらく信号の強さのほうだと思います。
AES方式のペンは導電性のあるペン先を使用します。
 
BamBoo inkのペン先は電気抵抗率が400kΩ・m。
東芝製AESペンは計算してませんが抵抗値からしてもっと高いです。
 
Wacom AESの詳しい仕組みはわかりませんが、触れたときに電荷がペンからタブレットに移ることでクリック判定をしているのかと思います。
抵抗値が低ければ、その分流れ込む電荷も多いはずです。

11/09追記
原因がほぼ確定しました。
Matebook E(M5 ,M3)のデジタライザは、(誤作動を防ぐため?)接触中心から2.5㎜以上の範囲に認識範囲がないと反応しない様です
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ペン先を作ります。
導電性があるものでないといけません。
市販されているステンレス替え芯を買えばいいのでしょうが、貧乏学生なので金がないです。
 

メイン使うのは針の直径が1.2mmほどの大きいゼムクリップ(写真は使いかけです。すいません)。
これはどこでも手に入ると思います。100均にもありますし、文房具屋やスーパーにもあるんじゃないですかね。
  f:id:Veresk:20211008001612j:plain
これをもとのペン先の全長に合わせて切ります。
純正ペン先の全長は大体11.5mmですが、きれいにやすり掛けするので長めがいいです。 15mmぐらいですかね。  
切ったら早速やすり掛けです。
画面が傷つかないように丁寧にします。
 
このままBamBoo inkにさしても症状は変わりません。
ペン先がさすがに細すぎます。

ここからは各々の判断に任せますが、いろいろやり方があります。

  • アルミテープを細く切ってペン先に巻く方法。
    アルミテープは導電性がありますが、接着面に接着剤があるので認識性は落ちます。
    やり方はさっきの切ったクリップの先にアルミテープを巻いて、画面が傷つかないように丸くやすり掛けするだけ。
    手軽ですが、不器用なので私はきれいに作れませんでした。

  • はんだをペン先に盛ってやすり掛けする方法。
    個人的にはこちらをお勧めします。
    アルミテープと比べて剥がれないので安心感があります。
    やり方はクリップの先に銅線を少し巻いてはんだを盛っていきます。銅線なしでも盛れる人はそれでもいいと思います。
    あとは気合でやすり掛けです。
    大変ですが、認識性は抜群です。
     
    素直にサイズの合うステンレス芯買うのが多分一番いいです。
    模索しながらですが、この作業で一日潰れました。
    しかも検証中にちょっとガラスフィルムが傷つきました。
    ショックです。    
     
    そんなこんなで3本のペン先ができました。
    左から純正、ただのクリップ、アルミテープ巻き、はんだ盛りです。純正はペン先が太ければ反応するかと思って少し削ってしまいました。
    f:id:Veresk:20211008004148j:plain  
    アルミテープ巻きはもっと巻かないと線が切れるところが出てきます。
    はんだ盛りは完璧です。
     
    最後に証拠の動画を載せておきますね。
     

youtu.be

 
何かの参考になれば幸いです。