べれすく!

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3Dプリンタの定番、PLAとABSを両方使ってみた話。

こんにちは。
べれすくです。

前回、オスプレイサプレッサーを作った際に3Dプリンタに付属していたPLAフィラメントを使い切ってしまいました。
そこで今回、PLAとABS両方買ってみて紹介してみようと思います。
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今回、購入したフィラメントはこの2つ。
ABSのクリアとPLAの黒色ですね。いつの間にかABSとPLAに値段の差はなくなっていたのですね。ほとんど同じ値段です!
ABSは塗装も研磨もしやすい上、アセトンで表面処理できるという話なので下塗りが不要なクリアにしました。 前回、PLAに塗装を施そうとして綺麗にできなかったので今回は色付きのPLAを買いました。
 
↓前回

veresk.hatenablog.com

 
 
それでは...開封 f:id:Veresk:20200131144840j:plain  
中には乾燥剤と一緒に真空パックされているフィラメントリールとメッセージカードが入っていました。
 
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左がPLA、右がABSです。
開封してみてびっくり!
同じ値段でも使える長さが違います。 比重の差から同じ重量でも体積が違うんですね。こんな中学生でもわかるようなことに気づかないなんで...
 
造形難度が大して変わらなければ、これからABSだけ買おうかな...

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私はBiboの3Dプリンタを使っているのですが、その3Dプリンタに同梱されていたフィラメントのリールと似てますね。
フィラメントリールはどこかの会社がまとめて請け負っているのでしょうか?
 
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フィラメントのセットOKです!
こういう時、デュアルエクストルーダだと便利ですね。
ほかにも2色造形や水溶性フィラメント、同一モデルを2個いっぺんに造形できるなど結構メリットありますよ。
温度が違うので、操作に慣れてない私は交換に少し手間取ってしまったんですけどね。  
ちなみに、私は3Dプリンタを床に置いているので振動が響きます。下に10mmの段ボールと防振ゴムシートを敷いたら良くなりましたけどね。
3Dプリンタを購入される方は小さめの机と防振ゴムシートを一緒に購入されることをお勧めします。
 
設計からG-codo出力までパパっとやってしまいましょう。
今回造形するのはM20の六角ナットです。外寸は割と適当です。

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左の赤矢印のエクストルーダ選択で、デュアルエクストルーダのうちのどちらのエクストルーダをメインにするかを決めることができます。右側のエクストルーダも忘れずに設定します。
オブジェクトごとに決められるので、オブジェクトを選択してから決めます。
 
それでは造形してみましょう!
 
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双方とてもよくできています。
付属のものに比べても、遜色ありません。ただ、やはり色付きフィラメントは反射光で積層痕が目立ちますね。
ABSは初めて使いましたが、反りもなくきれいにできました。60mm/sとかなりのスピードで造形したんですけどね。
これなら、温度以外はPLAと同じ設定が使えそうです。 積層痕は色のおかけもあってほとんど気になりませんね。
 
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見えるか怪しいですが、上から3層ぐらいはきれいに無色透明になっています。
ちょうど上壁の部分ですかね。下壁もそうなっていました。
 
これは感動です。 充填率と上げてゆっくりやれば造形物全体をきれいな無色透明にできるかもしれません!

夢が広がりますね。
   
少し短めですが今回はこのあたりにしたいと思います。
それでは!